今回は、冬の食材「ゆず」です。本来は10月~12月が旬なので若干時期がずれますが、当社ではお弁当などでも「 柚子胡椒」として良く使わせていただく果実なのでご紹介させていただきます。柚子は、元々は中国が原産の果実です。日本では飛鳥時代には既に栽培されていた記録が残っています。現在、日本では主に3系統の柚子が栽培されているそうですが、主に栽培されているのは、本ユズと言われるものです。毎年、柚子胡椒作りを行う当社なので、私の柚子のイメージは九州四国といった暖かい地域の作物のイメージでしたが、実は、昭和40年代までは、国内では我が埼玉県が柚子の主な産地だったそうです。現在でも毛呂山町、越生町、ときがわ町では柚子の栽培は盛んなようです。先日、埼玉県毛呂山町の「柚子の木オーナー制度」というものを知って興味を持っていたので、なるほどと思った次第です。でも、現在の生産量の多い地域はやはり九州~四国~和歌山方面のようです。柑橘類といえばこの辺ですよね。
あとは、柚子といえば冬至にはいる柚子湯でしょうか!果実全体か又は果皮を布袋にいれてお風呂に浮かべると良い香りでリラックスできますよね。薬効成分はよくわかっていないようですが、血行を良くし(お風呂に入れば良くはなりますが・・・)、体温を上げ、風邪を引かないようにということのようです。その他、食べれば整腸効果・疲労回復、果汁にはヒビやアカギレにも効果があるとか。万能ですね!私の中の一番は、やっぱり「リラクゼーション効果!」でしょうか。
美味しい柚子の見分け方は、皮に厚みがあって、しっかり固いものが良いです。表面に傷や黒ずみがない色がきれいなものを選んでみてください。あとは、埼玉県民として埼玉を盛り上げるためにも「柚子の木のオーナー制度」に参加してみるのも良いかもしれません。本日より「翔んで埼玉」の上映開始ですね!楽しみです。