ロケ会議弁当|お米の話

当社の「ひとめぼれ」は宮城県登米市において生産されています。このお米は、バイオ有機肥料((有)東北グリーン)を使って栽培されており、栽培開始当時、既存のお米作りからもう一歩前進したいと考えていたお米農家さんが東日本大震災の津波から奇跡的に助かった窯(肥料を乾燥させる機械)を使って作られる有機肥料に興味を持ち、そこから販売先の(有)東北グリーンさんと共にその有機肥料を使った「旨味」にこだわったお米作りの挑戦を始めました。その肥料の素晴らしさももちろんですが、その肥料を使ってお米作りを成功させることは、東日本大震災からの復興を支える事にも繋がると考え、当社も一緒にそのお米を使ったお弁当事業を進めてきた経緯があります。 バイオ有機肥料は微生物の働きを活性化させ、お米のアミノ酸量を格段に増やします。それによりお米のヌカ部分と白米部分の間に大きな旨味成分の層ができることで糖質だけではなく、コメ本来の旨味を感じることができる美味しいお米がでるのです。同じ地域で生産した特別栽培米との比較でも主要な旨味成分である遊離グルタミン酸が40%UP、遊離アスパラギン酸が25%UPという優位性が示されており、また有機肥料を使うという事は、化学肥料(農薬)を極限まで減らすこととなる為、実際に残留農薬検査では玄米・精米どちらの状態であっても農薬は検出されていません。よって食べる方にとっても安心・安全なお米を提供することができるのです。 この素晴らしいお米は、大切な人への贈り物になるはずだと考え、「旨味」にこだわり「安心・安全」にこだわったお米をギフト用の国内向け商品として、またそのお米を使った加工食品等を海外に向けて販路開拓していきます。 この新規事業は、国の「事業再構築補助金(第一期採択)」を活用して取り組ませていただきます。

今年も遅くなりましたが、当店自慢の「宮城県登米産 ひとめぼれ」を「つくば分析センター様」に依頼し残留農薬、肥料添加物等の成分を調べていただきました!  結果は、今年も 残留農薬 等は一切検出されず(定量下限値という検出できないレベル以下)という回答でした。...
 今回、当店自慢の「宮城県登米産 ひとめぼれ」を玄米の状態にて つくば分析センター様に依頼し残留農薬、肥料添加物等の成分を調べていただきました!  結果は、なんと 残留農薬 等は一切検出されず(定量下限値という検出できないレベル以下)という回答でした。...

今回は、お弁当の主役「お米」の歴史がテーマです。日本に伝わって来たのは弥生時代!なんていうのを誰しも授業で習いましたが、もう少しだけ詳しく書かせていただきます。まずは、日本に伝わる以前にそのお米(イネ)は、どこから来たのか?これにはいくつもの説があり、今でも研究中なんだそうです。いくつかの事例を上げると、まずは品種を辿っていくとインド南部やタイ北部の地域から来たのではという説があります。また、遺伝子的な調査で解ってきたことでは、中国の長江流域から来たという説です。更にゲノム解析での調査では、長江流域よりも南の地域なのではという説も出ているそうです。もう何だかわからない状況ですね・・・。とにかく、それらのどこかで生まれたイネが海を渡り日本に伝わりました。この伝わったルートも諸説あるそうです・・・。 しかし、学校での授業は、かなりサラッと通り過ぎたイメージですが、お米の登場は、日本にとってはとても大きな変化だったようです。まず、食べ物が取れるかどうかわからない暮らしから、計画的に食料を取れるようになりました。これにより、人口はどんどん増えていきます。また、農作業は集団で行った為、集落が生まれ、それが国作りへと発展していきます。 とはいえ、お米が誰でも食べれるようになったのは、歴史的にはつい最近だそうです。江戸時代以前は、一部の支配者層しか食べれないものでした。江戸時代に入り、大きな都市の人達は食べるようになりましたが、地方の農村では、まだまだ満足に食べれる状況ではなかったようです。誰もが満足に食べれるようになったのは、戦後の高度成長期(1960年代)以降なんだそうです。そう思うと私達は、もっともっと大切に食べなきゃいけないですね!  

たま~に書かせていただくお米の試食コメントです。今回は、山形県は庄内地方で作られている「つや姫」です。 つや姫は、「亀の尾」という伝説のお米をルーツにしたコシヒカリの流れを組むお米で山形70号と東北164号というなんだか堅苦し~い名前のお米を親に持っています。山形県で10年以上かけて作られたとっておきのブランド米です。...

日頃から精米をしていると糠(ぬか)が勿体無いな~と思ってしまいます。...

今日は、意外と知らない(忘れてもしまう!)お米の単位についてです。 お米の単位は、古くからのものが今でも使われています。私達がよく炊飯器で炊くときに使っているのが1合(180ml /...

当社のお米は、宮城県登米産「ひとめぼれ」ですが、全国には他にも美味しいお米が沢山あります! そんな中でも今回は、北海道産「ゆめぴりか」を試食してみました。...

今日は、精米のお話です。当社では、宮城県の登米市というところから玄米にてお米を運んできています。最近ではご家庭でも農家さんから玄米を直接購入などされて、街のコイン精米所や家庭用の精米機で精米されている方もいらっしゃるようです。玄米は収穫後に籾殻を外した状態であり、普段食している白米の周りに糠(ぬか)がついた状態です。簡単に言えば、精米とは、この糠を取り除く作業のことです。 炊き立ての白いお米は、艶があって美味しそうですよね!しかし、白さを求めすぎてもダメなんです。なぜかと言えば、お米の周囲にはビタミンなどの栄養素や食物繊維、旨味の成分がついています。通常の白米は、約10%くらい削って食べやすさと美味しさを調整します。しかし、それ以上削ってしまえば、白さは増しますが栄養価は・・・ということになってしまいます。 更に削り具合を調整するのが、分搗き米です。3分・5分・7分という感じで削り方を変えていくことで糠や胚芽の栄養素を残すことができます。玄米の周囲の糠層を10とした時に30%削った状態が3分~70%削った状態が7分です。数字が大きい程、白いお米に近づきます。逆に数字が小さく玄米に近いほど、慣れていないと食べにくくなります。私は個人的には、栄養価と食べやすさのバランスで言うと5分~7分搗きくらいのお米が好きです。ちなみに、精米は奈良時代くらいから行われているらしく歴史は古いです。昔の人も玄米の状態だと、食べやすい炊き上がりにする為には火力が必要で当時の薪などの燃料事情を考えるとちゃんと精米するということだったらしいです。 話は、それてしまいましたが現在の精米技術は進んでいて、胚芽をちゃんと残す胚芽米、とぐ手間を省いた無洗米などにすることもでき、栄養価や作業効率を考えた精米方法もあるんです。精米って奥深いですね!

私達のお弁当に入れるご飯は、羽釜で炊いています。羽釜の良さは、ガスの強火で一気に炊き上げれる事、また機械とは違う様々な微調整が可能な事です。逆に一番の難点は重い事ですかね!...

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