手巻き寿司を作る職人の手元を見ていると、寿司を巻くときに何やら特殊なアイテムを使っていると気づいた人もいるはず。
日本人であっても、「巻き寿司を作るときに使うアレって何?」と、名前まで知らないかもしれませんね。
手巻き寿司を巻くときに使うアレは「巻きす」と呼ばれる道具です。
巻きすは竹製であることが多いですが、最近では100円均一で購入できる、プラスチック製やシリコン製のものも売られています。
この記事では、「巻きす」の使い方や、代用して使えるアイテムを詳しくお伝えします。
巻きすを使って作れる料理もあわせてご紹介するので、ぜひ家で気軽に楽しんでみてください。
手巻き寿司を作るときに使う「巻きす」ってなに?使い方を紹介
「巻きす」は、手巻き寿司を食べ始めた江戸時代から使われていると言われているほど、日本で長い歴史を持つ道具です。
伝統的なものは、竹を乾燥させて形を整えたものを紐で縛って作られています。
最近では手作りの巻きすを見つけることは難しいですが、現代の日本では機械によって作られたものが手軽に手に入ります。
巻きすの向きは?裏表はある?
巻きすをおくとき、向きは「紐が出ていない方が自分側」です。
商品にもよりますが、多くの場合竹を結ぶ紐が出ています。
紐を自分側にしてしまうと、寿司を巻くときに邪魔になってしまいます。
次に巻きすの表裏の判別方法ですが、断面を見たときにつるっとしていて平らになっている方が表、半円になっている方が裏です。
表側に海苔などの具材をのせて巻きます。
手巻き寿司を作るときの「巻きす」の代替えアイテムとは?
手巻き寿司が巻ければ良いため、包めるものが代替え品になります。
例えば、ラップやキッチンペーパーでも代替えは可能です。
ただし、巻きすと比べてやわらかくくっつきやすいという特徴があり、巻きにくいと感じるかもしれません。
「巻きす」を使って作れる手巻き寿司以外の料理
「巻きす」は具を入れて巻きやすいアイテムです。
・ロールケーキ
・伊達巻
・卵焼き
このような料理を作ってみてはいかがでしょうか?
巻きすで形を整えた卵焼きは、一風変わって高級感が出ます。
手巻き寿司を作るアイテム「巻きす」を使ってみよう!
巻きすの本来の使い方を知らないと、ランチョンマットや鍋敷だと思ってしまうかもしれません。
でも実は、家に1つあれば巻き料理が作れる便利アイテムです。
100円で手に入るので、巻きすを使って手巻き寿司作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。