日本では「しょうゆ」と言っても、種類がいくつもあることにお気づきでしょうか?
しょうゆは日本の伝統的な調味料のひとつで、日本食には欠かせない材料の1つと言っても大袈裟ではないでしょう。
日本で使われているしょうゆは、地域によってもさまざまです。
さらに、しょうゆの醸造場によって作り方にこだわりがあるため、種類で縛ってしまうのも野暮と言えるかもしれません。
そんな中、「どのしょうゆが手巻き寿司にぴったりか」と問われたとき、答えはあるでしょうか?
人の好みもそれぞれであることや、生まれ育った土地によって趣向が変わることを踏まえると、「一概には言い切れない」というのが答えでしょう。
この記事では、手巻き寿司によく利用される3種類のしょうゆとそれぞれの特徴をご紹介します。
この記事を読んでくださった方が、自分にとって一番美味しいしょうゆを見つけるためのヒントをつかめたら嬉しいです。
手巻き寿司には何しょうゆが美味しい?3種類をご紹介
今回ご紹介するしょうゆは下記の通りです。
①濃口しょうゆ
②淡口しょうゆ
③たまりしょうゆ
それぞれご紹介していきます。
①濃口しょうゆ
濃口(こいくち)しょうゆは、主に関東で親しまれているしょうゆです。
濃くて深い色合いと、高い香りが特徴的で、味わいはバランスが取れています。
どんな日本食にもあいやすく、生魚は臭みを消すため相性が良いです。
一方で焼いた魚の香りを邪魔することもないため、しょうゆの代表格と言っても過言ではないでしょう。
②淡口しょうゆ
淡口(うすくち)しょうゆは主に関西で食べられているしょうゆです。
この名前から、関東の濃口しょうゆと比べて味が薄いと考えられることがありますが、そういうわけではありません。
色が薄いだけで、塩分濃度は濃口しょうゆよりも高いことが多いです。
特に白身のお魚にあうおしょうゆで、甘エビやホタテなどとも相性が良いです。
③たまりしょうゆ
主に中部地方で食べられていて、うまみが強めなため好きな人にはたまらないしょうゆです。
この濃厚な味は、深みを与えたい料理や刺身、特に脂分が多い魚にぴったりです。
手巻き寿司にぴったりなしょうゆを見つけてみてください
手巻き寿司に限らず、それぞれの料理にしっくりくるしょうゆを食べ比べてみるのも楽しいです。
一つひとつのお料理にあうと思うしょうゆの相性を見つけてみてはいかがでしょうか。
まだ試したことがないしょうゆがあれば、ぜひみつけに行ってみてください。